音楽ファイルからドラム、ベース、ボーカルを抽出するAI

以前、楽器のパートを確認できる再生ソフトを紹介しました。

https://minokamo.tokyo/2022/03/13/4529/

本日は、mp3のような音楽ファイルからAIによってドラム、ベース、ボーカルを取り出すツールを紹介します。DemucsといってMeta(旧Facebook)によって開発されたオープンソースのプロジェクトです。GitHubが存在しており、記述によるとpythonを使用して何かしらやるらしい。

https://github.com/facebookresearch/demucs

しかし、これは困難そうです。そこで、ページの中に、Windowsで使えるGUIなツールへのリンクがあるのでこちらを試します。

https://www.fosshub.com/Demucs-GUI.html

このPCはGPUではないので、CPU版をダウンロードしました。解凍するとフォルダの中に「Demucs-GUI.exe」という実行ファイルがあるので起動します。「Load model」をクリックしてしばらく待ちます。するとPCのデバイスが表示されます。

「Brows File to Separate」をクリックして、分離したい音楽ファイルを選択します。

この作業はPCが5年くらい前のものなので、時間がかかりました。「Separation」は音楽ファイルによって工程の数に違いがありました。

分離されるファイルは、選択してきた音楽ファイルと同じ場所に、フォルダ付きで作成されます。

このフォルダ内には次のファイルが作成されているはずです。

bass.wav、drums.wav、other.wav、vocals.wav

次は、これらの4つのwaveファイルを同時に聴いたり、ソロで聴いたりすることが可能な再生ソフトで読み込みます。Audacityが便利で高性能なソフトです。

教育

Posted by admin