SonyのPrediction Oneをインストールしてサンプルを使用する

ソニーの予測AIである「Prediction One」をインストールして、その後、サンプルデータを使用して予測したいと思います。1か月だけ無料で使用できます。
まずはPrediction Oneのホームページにアクセスします。
https://predictionone.sony.biz/
「30日間の無料体験を試す」というリンクをクリックして、自分の名前などを入力します。メールアドレスを正しく入力しないとダウンロード先の案内が届きませんので注意が必要です。
メールにあるダウンロードのリンクをクリックすればブラウザが開きダウンロードページに進むことができます。


ダウンロードしたファイルを解凍して、ダブルクリックします。セットアップウィザードが起動するので、次に進んでいきます。特に変更するところはないと思います。

インストールが完了したら、Prediction Oneを起動してみます。
ここでは、おすすめとしてあるマーケティングのサンプルデータを使用して予測をしてみます。


顧客行動予測に基づいて、購入してくれそうな人、そうでない人を抽出するというものです。このおすすめをクリックするとデータが存在するフォルダを示したエクスプローラが開きます。

プレミアムサービス購入というCSVファイルが実際の購入の有無が記載されている顧客データです。予測用というファイルには購入の有無は記載されていないので、顧客の情報から購入するかどうかを予測するというものになります。
Prediction Oneを操作する前にCSVファイルを確認します。実際のデータが280件、予測するデータは1640件の顧客情報がありました。

それではPrediction Oneを使って作業をしていきましょう。「予測モデルの新規作成」をクリックすると学習用データを入力する画面になります。ここに実際のデータである「プレミアムサービス購入.csv」をドラッグアンドドロップします。予測したい項目はプレミアムサービスをクリックして選択します。

項目は色々選択できますが、購入してくれるか否かを知りたいのであって、年齢、性別などは不要です。右下の「予測モデルを作成」ボタンをクリックして処理が完了するまで待ちましょう。


予測精度レベルが約84%ということなのでかなり信用できそうなデータであったことがわかりました。他にも寄与した項目や、予測確率の分布を視覚的に確認することができます。

このモデルを元に予測したいので、右上の「予測する」ボタンをクリックします。先ほどと同じ要領で予測ファイルを選択します。右下の「予測結果プレビュー」をクリックすれば、購入してくれそうな顧客を確認できます。この結果は保存することができます。

適当な名前で保存します。保存したCSVを開いて結果を見てみます。今回はエクセルで確認します。「プレミアムサービス(予測対象)」という項目があり、購入ありと判断された数は1640件中、522件ありました。

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